推薦図書
「どうぞのいす」
作：香山 美子 絵：柿本 幸造 ひさかたチャイルド
うさぎさんが作っているのは、小さな椅子。しっぽもつけて完成です。うさぎさんは、野原の木の下に、「どうぞのいす」と書いた立て札と一緒に置いていきます。
動物たちが次々に登場し、ページをめくるたびに、食べ物がテンポ良くとりかえっこされていく様子は、何度読んでも愉快です。面白いのは、本人たち同士が誰も直接会っていないということ。つながっているのは「どうぞのいす」の言葉のみ。子どもたちは、目の前で繰り返されるその様子を見ながら、どんなことを考えるのでしょうね。
うさぎさんが作った椅子をめぐって次々に繰り広げられるとりかえっこ。「どうぞ」にこめられたやさしさが伝わってくる1冊です。
「ぜったいにおしちゃダメ？」
作：ビル・コッター サンクチュアリ出版
ぜったいにおしちゃダメ？」
作：ビルこのえほんには1つだけルールがあります。それは、このボタンをおしちゃダメということだけ。
でも、実際にはページを押したり、ふったり、こすったりして試して…参加型絵本になっている大人気絵本です。
親子で一緒に、笑ったり、怖がったり、驚いたりして楽しんでみて下さいね。
