推薦図書
またおこられてん
作 小西貴士 絵 石川えりこ
「かたづけや~!」「またこんなのこして~」「またうそついて~っ」…とお母ちゃんに怒られてばかりのけんちゃん。
けんちゃんはお風呂に入りながら、「ぼくがきらいなことだらけやから、かあちゃんがおこりんぼマシーンになってしまうんやろか」「かあちゃん、ぼくのこときらいになってしもうたんかなあ」とお父さんに相談します。それを聞いたお父さんは、けんちゃんにある時の話をします。
子どもの気持ちを丁寧に描き、怒ったり怒られたりの毎日にある大切な自分の気持ち、家族を愛おしく想う気持ちを発見させてくれる絵本です
ページをめくるたび、子どもも大人も「わかるわかる~!」と共感するシチュエーションがたくさん出てきて、見終えた後にはほっこりする一冊です。
お月さまってどんなあじ?
絵・文 マイケル・グレイニエツ 訳 いずみ ちほこ
お月さまってどんなあじ?と聞かれても食べられるなんて思いもしなかった。
動物達はいつもそんなことを思い、首や手や足をのばしてみたけど届かない…。そんな中、小さなかめが決心して、お月さまをかじってやろうと行動しました。
さぁ、どんな風に物語は進んでいくのでしょうか…ドキドキワクワク。
そして、お月さまのあじは?十五夜を前にした秋の日に、親子で一緒に楽しんでみませんか?