パルケ・デ・クック
園に隣接した緑と風の遊び場「パルケ・デ・クック」(こばとっ子公園)は、芝山や大型遊具で楽しく遊べる、こばっとっ子のための広場です。
季節の花畑
わたしたちの自慢の公園
パルケ・デ・クック
全体計画
ゲートから見て正面に山を作り、目指す目標としています。
奥の方まで行ってみたいと思わせるように、山の後ろに園路を回しました。
園路の線形、丸い山、玉石の縁石など曲線を主体に、全体を構成しています。
一部には見られますがなるべく鋭角の無い形を使って、優しい雰囲気となるよう心がけています。
様々な居場所
複合遊具や機関車、ブランコ以外にも、様々な居場所ができるような仕掛けを作っています。
- 山の上、麓、斜面の途中、渦巻き園路(芝と土)
- 植栽の多いところと少ないところ(明るさ、囲われた場所と開けた場所)
- みんなから隠れるところ(山の裏、御亭)
- 静かな場所と賑やかな場所(花壇周りと遊具周り)
園路の仕掛けについて
丸太、切株では、バランス、アイフットコーディネーション(目-脳 -脚の連携)、俊敏性を養うことができます。
色砂利のある場所では、見た目で注意を引き、歩く感触が砂の園路とは異なることから、環境を感じる力を養います。
構造的な硬い形の遊具の足元は渦巻き園路とし、柱と渦の形の組み合わせで、単調では無い見え方を作っています。
樹木
新芽が出て、花が咲いて、葉が色を変え、実がなること、落葉することを観察できるよう、多様な種類を入れるようにしました。
食卓に並ぶ果物などが、どんな木に成っているのか見られるように、実のなる木を入れました。
水栓
地面から生えたような形は山と呼応、色砂利の飾りは園路と呼応するデザインとしています。