推薦図書
おねぼうさんはだあれ?
文:片山 令子 絵:あずみ虫 学研プラス
うさぎのミミナちゃんが、春になったからあそぼうと、まだ冬ごもりから目覚めていない友だちを起こしにでかけます。シロツメ草やスミレ、テントウムシやチョウなどの姿が、きれいに生き生きとした描かれているので、読めばきっと公園や園庭に春を探しに行きたくなるはず。また、幼児クラスになると友だちとの
かかわり合いが増えるので、「友だちと一緒」をうれしく感じられる絵本です。
ぜひ、一度読んでみて下さいね。
あめふりあっくん
作・絵:浜田 桂子 佼成出版社
ママが帰ってしまい、号泣するあっくん。泣いている様子に気づいた友だちが、あっくんをなぐさめたり、元気づけたりしようとしますが・・・。実際の園でもよく見かける光景で、この絵本はそれを見事にとらえていると感じました。目から“涙という名の雨”を降らせるあっくん。4歳児の友だちは、あっくんを心配しつつ、とても興味を持って見ていました。友だちの優しさに気づき、友だちにも優しくなれる絵本です。
優しさに包まれた絵本をぜひ読んでみて下さい。